■ Athlon XP1700+ ■

サラブレッドコア
超ハイコストパフォーマンスCPU

2003/2/4
o-yam

●前書き

サラブレッドコアのXP1700+は耐性が高いらしい。価格が安い事もあり。一つ購入してみる事にした。

外観

サラブレッド。緑色。
緑と茶の違いはなんなんだろう？

OPN

2002年47週
コア定格電圧　1．5V

ブリッジ

L1とL3が全て繋がっている＝倍率可変
※ただし全て設定できるわけでは無い。13倍以上は設定出来なかった。

■クーラ

オーバークロック狙いなので大きめのファンを購入
Thermaltake VOLCANO9 A1365

外観

巨大なファン。回転調整ボリューム、温度センサー付き。
1300rpm(17dBA)〜4800rpm(48dbA)まで調整できる。
最速の時は掃除機並み。
温度は監視出来るので、今回は温度センサーは未接続。

裏側

一部銅製。

■マザー

引き続きEpox EP-8RDA+

■メモリ

引き続きPC2700(DDR333MHz）256MBを2枚。

ド・ノーマル状態ではSuperPI 1分10秒。

電圧や倍率をあれこれ弄って限界調査。

限界

SuperPIは５５秒。
コア電圧：1．75V
CPU温度は40〜50℃。ファンの回転数に依存。

FSBが速いこともあり、XP２３００相当。と言えるだろう。

ただし、満足できる数字ではない。

コア限界は1900MHz程度。ネット上では2000を超えてる個体もあるようだ。
FSB限界も168MHzとお寒い状況。メモリが癌なのだろうか。メモリ電圧を上げても効果はみられなかった。

FFベンチの比較表は以下

なんとか５０００は超えたが、FSBが速い割には伸びてない。
FSBは関係ないようだ。

●結論

未だかつてこの最低クラスの価格帯のCPUでこれほどまでのパフォーマンスが得られたであろうか？

他の個体と比較した場合イマイチの感はあるが、SuperPI　1分切りは余裕 。マザーは無改造、ファンも3000rpm程度で騒音レベルは普通。常用可能。

この値段でこれだけ動けば十分だろう。

ただし、今回もやはり電源不足に悩まされた。400Wは用意したいところ。