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■ Trnscend PF710 ■
7"液晶搭載
デジタルフォトフレーム
2009/9/16
o-yam
●前書き
事実、高齢者が古い携帯を後生大事に保管しているので理由を尋ねたところ、「携帯に入っている昔の写真を見る為」。
確かにPCを持っていないとコピーや移動が難しい。メモリカード経由でやろうにもminiSDやmicroSD、内蔵メモリ、外部メモリなどややこしすぎて無理である。
携帯の小さい画面で昔の写真を見ている様は物悲しさ覚え、溢れる涙を止める事ができない(嘘)
そこで登場するのがデジタルフォトフレームである。
メモリ系のメディアに写真を入れてこいつに刺すだけで次から次へとスライドショー。ジーちゃんバーちゃん大喜び、と言う製品コンセプト。
技術的に新しい物は何も無く、既存の部品を組み合わせて適当なファームを入れればイッチョ上がり。
と言うことであらゆるメーカーから多数の製品が次から次へと出ている状態である。
今回知人へプレゼントする機会があったので1つ買ってみる事にした。
店頭で片っ端からいじくり回して、これだ！と思ったのはカレンダー、時計、画像を同時に表示出来るタイプ。
これらの同時表示が出来なければ、写真を見る時だけ電源を入れる様な悲しい状態になってしまう。
で、「Transcend PF710」に決定！価格は5500円程度。
箱
低価格な割りにありえない位綺麗な化粧箱。
プレゼント用だが、動作確認も兼ねて開封(笑)
大きさはざっくりA5サイズ
上部
操作ボタンは本体上部に隠れている。
右側面
メモリカードはCF,SD,MSが使用可能。
左側面
USB端子があり、USBメモリも使用可能。
また、内蔵メモリも1GBあるのでPCとUSB接続して流し込む事も可能。
動画や音楽も再生可能で、ボリューム端子、ヘッドホン端子がある。
また、ボリュームはクルクル回るタイプでは無く、センターに戻るタイプ。この辺はフールプルーフなのだろう。
付属品
この価格でリモコンまで付属とは恐れ入る。
メニューまた、画面上に▲やアイコンが表示され、そのあたりにあるボタンを押せばOK。ボタン自体は手探りなのになかなか操作性がいい。
時計系パワーオン／オフも時間指定が可能。夜間は切っておく様な使い方が出来る。
メモリカードに画像とMP3ファイルを入れて刺しこむ。 MP3をBGMとしてスライドショーが始まった。
解像度は低い（480x234）がこのくらいで充分綺麗。使用上不満は無いであろう。
ただしMP3のみを再生した時はこのような画面が・・・・
何だか分からないが文字化けしているのであろう。 ファームも上げられる様なので今後に期待。
●結論
不満点はほとんど無い。
コストパフォーマンス抜群。プレゼント用にオススメ。
遠隔地に設置する場合はソフトバンクモバイルのフォトビジョンみたいなのがベストなソリューションだと思うが、毎月毎月500円も取られるのが癪にさわる。
高齢者の通信手段はアナログ電話かケータイしかないので、この辺と組み合わせる以外には手段が無いのが現状であろう。とりあえず他のキャリアのソリューションが見たいところである。
