■ ASUS P5VDC-MX ■

Core2Duo対応
低価格M-ATXマザー

2007/2/15
o-yam

●前書き

久しぶりのIntel系マザー。

AMD系はソケット754を使っているが、これ以上DDRメモリに投資する気が起きない。DDRは将来性が無い上に割安感が無い。
しかし、AM2に移行する場合、CPU、マザー、DDR2のセットを買わなければならず、こちらも二の足を踏んでしまう。

Intel系であればDDRとDDR2のコンボマザーがあり、徐々に移行が出来る。しかもマザー自体の価格も安い。

当初、ECS P4M800PRO-M3 を狙っていたが、ASUSからも同様のマザーが出ていたのでそちらにしてみた。
　

化粧箱

MVK扱いで3年保証らしい。

外観

VIA P4M800　、LGA775　、MicroATX
DDR400×2本、DDR2×2本
AGP、PCI-Ex1
IDE×2 、SATA×4（RAID付）
ノースはヒートシンクのみでファンは無し。
コンボの為幅広

サウス

高機能なVT8251を使用している。
（ECSのマザーは1世代前のサウスらしい）

IO部

懐かしい感じのレイアウト
内蔵VIDEO、シリ・パラ
USB 2.0はパネルに4ポート、内部に４ポート
LANは普通の10/100M
GbEが無いのは致命的では無いにしろ、今時どうかと思う。

レビジョン

付属品

マニュアルは英語のみ。
ゲームポートのピンヘッダがあるがブラケットは無し。
USBのブラケットも無い。

接続中に気がついたのだが、電源コネクタが24ピンだった。そんな最新の電源は所有していないので従来の20ピンの電源を接続。
特に動作に問題は無なかった。

LGA775のCPUは初めてであったが、装着に戸惑う事もなかった。
CPUファンが装着しづらいか。バックプレートが無いのは気になる。基板がたわまないのだろうか？

BIOSはAMIで違和感がある。

コアクロックは変えられるが、コア電圧は不可。
メモリは速度、電圧とも変更可。

認識しないメモリがあったが、BIOSで緩めに調整すれば使えたかもしれない。

Q-FANなる機能があり、CPU温度に応じてファン速度を変えてくれる。

変った機能として、BIOSが飛んだ時、気合いでCD内のROMイメージを読込むらしい。世話になる事は無いだろうが。

内蔵ビデオの映りは不合格。
ぼやけたような画面に加えて発色も悪い。
K8M800マザーでは充分まともに映っていたのだが・・・
　

●結論

性能、機能的には全く普通。

内蔵ビデオはVistaのAeroに対応していないので、その点だけ注意されたし。