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■ BIOSTAR M7VIG pro■

MicroATX
KM266 マザー

2003/7/6
o-yam

●前書き

実験マシンとしてi845マザー+セレ1.7GHzを使っていたが、そろそろ潮時。ビデオ内蔵でUSB2.0とSDRAMが使えるマザーを物色。

さすがに選択肢はほとんど無く、BIOSTAR M7VIG pro に決定。

 

外観

拡大外観

VIA ProSavageDDR KM266チップセット。
FSB200,266のAthlon、Duronが使用できる。FSB333、400は不可。
DDRとSDRのメモリが排他的に使える。

チップセットはあまり発熱しないようで、ファンが付いてない。
形状はMicroATXだが、横幅が広いので注意。

拡大

レビジョン1.4

拡大ポート類

サウンド、LAN、VIDEO内蔵。USBは2.0。
その他のUSB4ポートは内部にピンヘッダ。

拡大付属品

ノートン系がオマケとして入っている。
マニュアルは英語で内容も薄い。

 

検証

FSBのおおまかな設定はジャンパで行う。クロック調整はBIOSで変更可能。また、Windowsのユーティリティでも変更可能。これはリアルタイムに1MHz単位で上下出来る。素晴らしい!
しかし、インターフェイスのセンスはゼロ。どうしてこう変なのや派手な画面が好きなのだろうか?

拡大クロック設定ソフト
意味もなくアヒルがうろつく。くだらない。。。

倍率、コア電圧は変更不可。MobileDuron1100MHzを付けたところ、500MHzになってしまった。せめて倍率さえ変えられれば。。。。

また、BIOSメニュー内に「Upgrade BIOS」なるものがある。FDDからファイルを読み出してアップデートしてくれるらしいが、FDDの使用頻度が少ない昨今、あまり意味はない。また、WinFLASHもあるので通常はそちらを使う事になるだろう。


OSは何種類か入れてみたが、特に問題は無かった。(Linux系はサウンド、LANが苦労するかも)

内蔵ビデオのProSavageDDRはほとんどオマケ程度。画質もイマイチ、3Dも無いに等しい。(AGPがあるので、強化は可能)

また、なんとなくバグり気味の様な気もする。S3のドライバ=腐っていると言う固定観念があるので気のせいかもしれないが(笑)

 

●結論

主要マシンは全てSocketAになってしまった。

SocketAはCPUの選択肢が広いのがメリット。下はDuron600から上はXP3000+以上、用途にあったCPUが選べる。

また、このマザーはメモリも選べるので、過去の資産(SDRAM)が有効利用出来る。さらにUSB2.0も使えるので、拡張性も高い。

倍率、コア電圧が変えられないのが玉に瑕ではあるが、なかなかの満足度である。

 

 

●後書き
デュアルチャネルDDRもいいけど、SDRAM4〜6本のマザーも希望。そこそこニーズもあるのではなかろうか。