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■ 無音サーバの構築2022 ■

BIOSTAR J4105NHUを使った
無音サーバの構築 その2

2022/04/17
o-yam

●前書き

先日から無音サーバの構築を試行錯誤している

NEC VersaPro:少電力モードになって止まりまくる
ECSファンレスマザー:遅すぎ

手持ちのAcerXC-830をファンレス化して様子をみる
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20年モノのアルファのヒートシンクを引っ張り出すが
。。。。105℃
これはさすがに怖くて使えない。。。。。

新たに巨大ヒートシンクを買うのも馬鹿げている(買いたいけど)

投資するなら最初からファンレスのマザーである

とは言え数年前からあまり状況に変化はなく、現在だと
BIOSTAR J4105NHU ほぼ一択

BIOSTARの新品マザーを買うのは約20年ぶり


ヤフオクの売上金を使ってYahooで注文

日曜注文
翌日深夜 受注承諾メール
水曜出荷
木曜到着(佐川)

遅っそ。
在庫があってこの体たらく
よほどキャパシティの無い零細ショップなのであろうと勝手に推測

外観


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化粧箱
アユート扱い 

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mini-ITX
メモリスロットの配置が異常
苦肉の策なのであろう
基板は今風の黒基板

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PS/2あり
HDMI、VGA
かなりサッパリで必要最低限

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リビジョン

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M.2スロット
少し浮かせてある
NVMe、SATA両対応

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ヒートシンクは限界の高さ

仕様
・型番 BIOSTAR J4105NHU

・CPU Celeron J4105 1.5〜2.5GHz 4C4T10W
・GPU CPU内蔵

・メモリ DDR4 2本
・ストレージ SATAIII x 2、M2
・無線 無し(オプション)
・Bluetooth 無し
・シリアル/パラレル ピンヘッダ

シリ/パラがあるくせにUSB3.0のピンヘッダが無い。組込み用途も想定しているのだろう。


外部ポート
・LAN GbE
・HDMI フルサイズ +  VGA
・USB3.0 x 2 
・USB2.0 x 2
・PS/2 x 1

・付属品 
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付属メディアはまたCD-ROM。
フロッピーディスクなみの使えなさ
設置
ACアダプタ仕様の小型miniITXケースに入れる
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排気ファンが1個あるが接続しない

どうでもいいがこのケースも20年モノ
なかなか壊れないのでズルズルと。。。

検証
DDR4 8GBを刺して
おもむろにスイッチON

起動しない。。。。。
スロットを変えてなんとか起動
※マニュアルには4GB x 2が最大と書いてある。4GBのDDR4など持ってない。

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UEFIだがサッパリとした画面
この位が丁度いい


続いてM2(SATA 128GB)を刺して起動

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M2(SATA)はSATA#2と排他のようだ
まぁこのクソ狭い筐体の中にストレージを何台も入れてられないので十分

Ubuntu MATE 22.04(BETA)を入れて様子をみる
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速くはないが遅くもない

スペック的に初代i7くらいの性能はあるらしいが、キビキビ感は無い

最近のローエンドセレロンは4コアもある
4コアの恩恵かどうかは定かではないが、CPU使用率100%に張り付く事が無い


ファンを始めとして回るデバイスは一切ないので完全無音

温度は40〜50℃程度@春

各種サーバソフトを入れて24Hr稼働で様子見中。




追記

ブログの方で随時更新中
http://yatoren.at.webry.info/


●結論

汎用デスクトップなので拡張性は高い
OSも自由に選べる
さらに完全無音

パフォーマンスもまずまず、発熱量も少ない。
さすがに3Dのゲームは止めておいたほうがいい。

これ1台で常用端末、サーバ、なんでもこなせる
静音性重視であれば満足度は高い

無音サーバ構築計画はひとまず完了。

 

●後書き
一切触らない放置系サーバでよければラズパイが鉄板
端末としては使えないが無音、少電力、省スペースでこちらもオススメ

。。。今年もラズパイ5は出そうも無いのが悲しい