■ docomo ARROWS Me F-11D ■

富士通製
小型端末

2012/09/05
o-yam

●前書き

ドコモ 2012夏モデルが出揃った。
ひと通り触った中ではF-11Dが好感触だった。

高性能機は軒並み大型で食指が動かない。
小型機は小さすぎでイマイチ。

F-11Dは程よいサイズで、機能的にはほぼフルスペック。
エリアの狭いＸｉではなくFOMAなのもいい。

安くなったらメイン機のOptimus brightと交換しようと心に誓う。

が、発売後程なくしてMNP0円、新規9800円。いきなりでビックリ。一気に購入意欲が増す。

翌週巡回中に新規0円発見！現行機が一括0円とは珍しい。
その場で契約したのは言うまでもない。


カラバリは黒と白。黒はマットな感じであったが、チープ感が漂っていたので無難な白にしてみた。

0円の条件はありがちなオプション加入のみ、有料コンテンツ無しでまずまず良心的。
キャッシュバック等は無いので、契約後に即外しOK。

開通までの時間は1時間。サクッとゲット。
　

・端末代　0円
・初期費用　約3150円（事務手数料）
・月々費用

月々サポートは780円とかそのぐらいだったので無視。


ちなみに契約時の条件はダブル２、Videoストア、iBodymo？、補償系。
他、初月無料のサービス程度。


　

外観
上部に照度センサー、近接センサー。。。かな？
下部にマイク穴

物理ボタンで配列は昔ながら。
クリック感に乏しく軽すぎる印象。



上部
ワンセグアンテナ、USB端子、イヤホン端子
端子類はカバーの中で使い勝手はイマイチ




左サイド
電源ボタン、音量上下
下の謎の部分はストラップホールのつもりらしい。これは強度的に弱そう。



背面
カメラ、赤外線、スピーカ
下部に充電端子



内部
SIMはmicroサイズ。FOMAなんだから普通サイズでもよかったのでは。





左からL-07C,F-11D,P-01D
P-01Dより薄く、軽い

●仕様

・薄めのマニュアル
・microSD 2GB
・充電台


ACアダプタ、USBケーブル等は無い。
　

おもむろに電源ON
起動は速くもなく遅くもなく。

視野角はかなり広いが発色はイマイチで黒の締りもない。逆に言えば落ち着いた画面。とりあえず及第点。

指での操作性はイマイチ。 スクロール量が少ない感じ。

動作速度は普通。カクカク感は少なめ。総じて遅いが、ストレスが溜まるレベルでは無い。我慢できる遅さ。CPUは遅いがRAMの大きさでカバーしている感じ。

画面は狭いが持ちやすさとトレードオフ。筐体が小さいので片手でほぼ操作可能。

HOMEは3種類。
1 docomo パレットUI
2 NX!comfort（富士通製）
3 android 標準

どれも一長一短。慣れているパレットUIで使用。

フォントは違和感あり。「0」に斜めの線が入っていてPC然とした感じ。他に2種類選べるがどれもしっくり来ない。


スリープからの復帰は電源ボタン、HOMEボタン。ハードウェアボタンは便利である。

winfiの掴みは普通。早くもなく遅くもなく。

スクリーンショットは撮影可能。電源＋↓。同時に押す必要があり、タイミングが難しい。


PCと繋ぐと変わった挙動を見せる。

ストレージでは無く、ポータブルデバイスとして表示。
接続中も端末を操作できる。これは便利だ。


※追記：逆にLinuxから見えなくなった。mtp関連のパッケージを入れて色々弄ると見えるようになるようだが、そこまでやってられない。従来のカードリーダモードも欲しいところである。

SIM無しの状態でも特に制限らしいものは無く、普通にwifi端末として使える。
　

デザインはありがちで面白みがない。
難を言えば、操作ボタンと画面の間が狭く、ボタンを押す時に誤って画面を触ってしまう。なんらかの対策が必要。
　

ドコモのアプリがてんこ盛り。片っ端からアンインストールしても構わないが、放置でもいいだろう。

メーカ独自のアプリは少なめ。辞書やしゃべって操作？健康生活日記など。有用なものはない。

日本語入力ATOKベースのNX!inputなるものがデフォルト。手書き機能が追加されている。必要十分。


ゲームは一切入っていない。
　

車で例えるとコンパクトカークラス。VitzやFit。
パワーは無いがコンパクトで燃費もいい。必要十分。
スマホの世界ではこのクラスはメインストリームにはなれそうもないが。。


クセもなく長く付き合えそうである。
　

欲しい機能
・アンテナ無しでのワンセグ予約録画
・高画質カメラ